上士幌町字黒石平
第三音更川橋りょう保全及び活用事業
「大雪山(だいせつざん)に登って、山岳の大(おおい)さを語れ」と言われた北海道・大雪山の東麓に、1930年代に建設された北海道開拓の歴史を今に伝える産業遺産「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」があります。
その中でも第三音更川橋梁(だいさんおとふけがわきょうりょう)は音更川をひとまたぎする32mの大アーチを建設したその高い技術や国立公園内の景観に配慮したデザインなどで専門家から高い評価を得ております。
しかし建設から70年以上を経過し、あちらこちらで劣化が目立つようになってきていたことから、NPOひがし大雪アーチ橋友の会が中心となり、行政との協働(※)によりこの貴重な産業遺産を後世に残すべく平成21年度より補修のための取り組みを行いました。
※内閣府主管「官民パートナシップ確立のための支援事業」の採択を受け、NPOひがし大雪アーチ橋友の会が募金活動を行い、上士幌町が募金の受入れと管理を行いました。
その中でも第三音更川橋梁(だいさんおとふけがわきょうりょう)は音更川をひとまたぎする32mの大アーチを建設したその高い技術や国立公園内の景観に配慮したデザインなどで専門家から高い評価を得ております。
しかし建設から70年以上を経過し、あちらこちらで劣化が目立つようになってきていたことから、NPOひがし大雪アーチ橋友の会が中心となり、行政との協働(※)によりこの貴重な産業遺産を後世に残すべく平成21年度より補修のための取り組みを行いました。
※内閣府主管「官民パートナシップ確立のための支援事業」の採択を受け、NPOひがし大雪アーチ橋友の会が募金活動を行い、上士幌町が募金の受入れと管理を行いました。
お寄せいただいた募金について
お寄せいただいた募金について
平成21年より続けてまいりました募金事業につきまして、平成30年3月31日(土)までの取り組みの結果、108,744,805円となり、当初目標に掲げておりました9,000万円を超えました。皆さまの暖かいご支援に感謝申し上げます。
なお、皆さまからいただいた募金の推移及び活用状況は下表のとおりです。
なお、皆さまからいただいた募金の推移及び活用状況は下表のとおりです。
募金額の推移
年度 | 件数 | 金額 |
平成21年度 | 111件 | 865,000円 |
平成22年度 | 43件 | 395,249円 |
平成23年度 | 5件 | 5,295,000円 |
平成24年度 | 69件 | 5,722,354円 |
平成25年度 | 56件 | 6,316,239円 |
平成26年度 | 434件 | 11,624,000円 |
平成27年度 | 767件 | 15,672,000円 |
平成28年度 | 1,518件 | 34,445,100円 |
平成29年度 | 1,371件 | 28,409,863円 |
利息 | 137,923円 | |
計 | 4,374件 | 108,882,728円 |
募金の活用状況
使途 | 金額 | 備考 |
第三音更川橋梁調査委託業務 | 6,048,000円 | 平成30年度実施 |
第三音更川橋梁実施設計委託業務 | 4,345,000円 | 令和元年度実施 |
その他補修内容の検討に係る経費 | 50,920円 | 有識者招聘に係る報償費、専門機関等相談の際の出張旅費等 |
旧士幌線第三音更川橋梁補修工事 | 93,280,000円 | 令和2年3月4日(水)~令和2年11月30日(月) |
その他(追加工事等) | 5,158,808円 | |
計 | 108,882,728円 |
補修工事の概要
補修工事の概要
調査・実施設計により優先すべき補修内容について検討した結果、予算の範囲内で実施可能な補修工事と安全対策、景観の向上に資する工事等を下記の通り行うこととしました。
- 橋梁本体の強度の補強工事
- 橋梁側面部等の修復などの工事
- 橋梁上への線路の敷設工事
工期 | 令和2年3月4日(水)~令和2年11月30日(月) |
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補修工事の進捗状況
補修工事の進捗状況
令和2年7月9日(木)時点の様子
工事の進捗状況についてはNPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会ホームページにて詳細が公開されております。
※令和2年11月26日(木)をもちましてすべての工程が完了となりました。下記のお知らせにてご報告させていただいております。皆さまの暖かいご支援に感謝申し上げます。
旧国鉄士幌線第三音更川橋梁の再生工事完了のお知らせ
スポット情報
お問い合わせ先
上士幌町字上士幌東3線238番地
上士幌町役場 2階C会議室
観光・移住・定住担当 | 01564-2-4291 平日8:30~17:15 |