広報かみしほろの「としょかんだより」で毎月1冊紹介している書評コーナーです。
おすすめの一冊(広報かみしほろNo.684)
![]() | 令和7年3月26日 14時 更新 | ![]() |
概要

とあるショップのてんちょう
エルメスやディオール、シャネル、いわゆる「ハイブランド」と呼ばれるお店では。一見普通の白シャツでも値札を見ると、10万円以上もすることがあります。品質や機能性などいろんなこだわりがあることはわかりますが、なぜこんなにも値段が高いのでしょうか?
この本は第一次世界大戦中などの社会情勢とファッションのかかわりや、100年前から現在においても最先端を走っているブランド、これから業界を牽引していくであろうブランドについてわかりやすく紹介し、なぜこんなにも値段が高いのかを紐解きます。そこには「ブランドの歴史」という見えない価値が存在しているのです。
お店などでふと「いいな」「知っている」と思った服にはどんな歴史があって、どのようにして自分のところまで辿り着いたのか、とても興味が湧きます。
ファッション史初心者には入門書として、ファッションが好きな方にはより理解が深まる1冊です。
おすすめの一冊
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