~ダンボールコンポスト、使ってみませんか?~
116 | 令和6年8月13日 12時 更新 |
概要
各家庭で取り組むことができる、生ごみの減量、リサイクル活動として、ダンボールコンポストを使って生ごみを処理してみませんか?
ダンボールコンポストとは、ダンボールを使って生ごみを処理する容器のことをいいます。
ダンボールの中に生ごみや腐葉土を入れ、微生物の力によって生ごみを分解し、たい肥を作ります。
ダンボールコンポストは、生ごみや腐葉土を入れてかき混ぜ、微生物の力だけで生ごみを処理するため、環境に優しく、お金もあまりかからない生ごみの処理方法といえます。
また、コンポストを活用することによって、生ごみを減らすことができ、出来上がったたい肥は化学肥料を使わない安全な肥料として、家庭菜園などで使うことができます。
ダンボールコンポストってなあに?
ダンボールコンポストとは、ダンボールを使って生ごみを処理する容器のことをいいます。
ダンボールの中に生ごみや腐葉土を入れ、微生物の力によって生ごみを分解し、たい肥を作ります。
ダンボールコンポストのメリット
ダンボールコンポストは、生ごみや腐葉土を入れてかき混ぜ、微生物の力だけで生ごみを処理するため、環境に優しく、お金もあまりかからない生ごみの処理方法といえます。
また、コンポストを活用することによって、生ごみを減らすことができ、出来上がったたい肥は化学肥料を使わない安全な肥料として、家庭菜園などで使うことができます。
1 用意するもの
最低限必要なもの
① ダンボール(2個)
腐葉土や生ごみを入れるダンボールと液漏れ等を防ぐため、一回り大きなダンボールを用意して、重ねて使います。
② ダンボールを載せる台(すのこ・サンテナかご等)
ダンボール底面の通気性を良くするため、台(すのこ・サンテナかご等)を用意します。
③ シャベル
④ 腐葉土
⑤ 覆い布(古布・タオル・防虫ネット等)
虫よけのために、ダンボールコンポストの上に被せます。
あったら良いもの
① 米ぬか・くん炭・ピートモス
これらを入れることで、たい肥化するスピードを早めます。
ホームセンターや園芸ショップ、オンラインショップ等で購入することができます。
② 温度計
ダンボールコンポスト内の土壌の温度の目安に使います。
※土壌の温度が15度以上になれば微生物が活発化し、生ごみが分解しやすくなります。
20度から40度になれば、分解が順調に進んでいる証拠です。
2 ダンボールコンポストの使い方
① 容器を作ります
底部の強度上げるため、虫の侵入を防ぐためにダンボールを二重に重ねます。
ちょうど良いサイズのダンボールが無く、重ねることができない場合には、ダンボールの底に新聞紙を敷き、その上に内寸に合わせて切ったダンボールを入れて補強しましょう。
② ダンボールコンポストを設置します
底面の通気性を良くするため、すのこ等を設置し、その上にダンボールコンポストを設置します。
設置した後は、虫よけのために覆い布(古布・タオル・防虫ネット等)を被せます。
<POINT>
・設置場所は、気温が15度以上になる雨のかからない場所を選びましょう。
・日当たりの良いところが望ましいですが、屋内に設置することも可能です。
③ コンポストの中に腐葉土を入れます
腐葉土は、容器の3分の2程度まで入れます。
④ 生ごみを入れます
水分を軽く切った生ごみを入れます。なるべく小さな方が早く分解します。
<POINT>
・容器内の水分が多いと虫の発生や悪臭の原因となり、反対に水分が少なすぎると微生物が十分に働きません。
・生ごみを投入する際の適度な水分の目安は、手で絞って水気を感じる程度です。
⑤ 良くかき混ぜます
生ごみを入れたら、良くかき混ぜて新鮮な空気を入れましょう。コンポスト内の微生物が活発になり、虫の発生も抑えます。
かき混ぜた後は、防臭、防虫、保温のため、ダンボールの上部を閉じ、覆い布を被せましょう。
⑥ 熟成する
生ごみの分解のスピードが遅くなった、コンポスト内の土壌がべたついてきたり、塊が多くなってサラサラでない状態の「ダマ」になったら生ごみの投入をやめ、熟成を始めます。
1週間に1回程度かき混ぜて、夏は1か月、冬は2か月程度置きます。生ごみの形が完全になくなったら熟成終了です。
<POINT>
・生ごみを分解させた土をそのままたい肥として使用すると、根を痛めてしまうため、必ず熟成を行う必要があります。
⑦ 出来上がったたい肥を使用する
熟成を終えたたい肥は<土3:たい肥1>の割合で混ぜて、家庭菜園などで使いましょう。
底部の強度上げるため、虫の侵入を防ぐためにダンボールを二重に重ねます。
ちょうど良いサイズのダンボールが無く、重ねることができない場合には、ダンボールの底に新聞紙を敷き、その上に内寸に合わせて切ったダンボールを入れて補強しましょう。
② ダンボールコンポストを設置します
底面の通気性を良くするため、すのこ等を設置し、その上にダンボールコンポストを設置します。
設置した後は、虫よけのために覆い布(古布・タオル・防虫ネット等)を被せます。
<POINT>
・設置場所は、気温が15度以上になる雨のかからない場所を選びましょう。
・日当たりの良いところが望ましいですが、屋内に設置することも可能です。
③ コンポストの中に腐葉土を入れます
腐葉土は、容器の3分の2程度まで入れます。
④ 生ごみを入れます
水分を軽く切った生ごみを入れます。なるべく小さな方が早く分解します。
<POINT>
・容器内の水分が多いと虫の発生や悪臭の原因となり、反対に水分が少なすぎると微生物が十分に働きません。
・生ごみを投入する際の適度な水分の目安は、手で絞って水気を感じる程度です。
⑤ 良くかき混ぜます
生ごみを入れたら、良くかき混ぜて新鮮な空気を入れましょう。コンポスト内の微生物が活発になり、虫の発生も抑えます。
かき混ぜた後は、防臭、防虫、保温のため、ダンボールの上部を閉じ、覆い布を被せましょう。
⑥ 熟成する
生ごみの分解のスピードが遅くなった、コンポスト内の土壌がべたついてきたり、塊が多くなってサラサラでない状態の「ダマ」になったら生ごみの投入をやめ、熟成を始めます。
1週間に1回程度かき混ぜて、夏は1か月、冬は2か月程度置きます。生ごみの形が完全になくなったら熟成終了です。
<POINT>
・生ごみを分解させた土をそのままたい肥として使用すると、根を痛めてしまうため、必ず熟成を行う必要があります。
⑦ 出来上がったたい肥を使用する
熟成を終えたたい肥は<土3:たい肥1>の割合で混ぜて、家庭菜園などで使いましょう。
3 生ごみ入れていいもの、ダメなもの
コンポストの中に入れる生ごみは、何でも入れていいわけではありません。入れるものによっては土壌内の微生物をダメにしてしまい、コンポスト内が腐敗してしまいます。
生ごみ(野菜・果物・ごはん・パン・肉、魚などの食べ残し)、
落ち葉や雑草などの庭ごみ
塩分を多く含むもの(塩辛、漬物、ぬか漬けなど)、
肉や魚の大きな骨(小骨程度ならOK)、貝がら、カニなどの殻
たけのこの皮や玉ねぎの外皮(分解に時間がかかるため)
○ 入れていいもの
生ごみ(野菜・果物・ごはん・パン・肉、魚などの食べ残し)、
落ち葉や雑草などの庭ごみ
× ダメなもの
塩分を多く含むもの(塩辛、漬物、ぬか漬けなど)、
肉や魚の大きな骨(小骨程度ならOK)、貝がら、カニなどの殻
△ おススメしないもの
たけのこの皮や玉ねぎの外皮(分解に時間がかかるため)
4 知っておきたいポイント
・生ごみを入れない日も毎日かき混ぜましょう。
※数日間家を不在にし、かき混ぜることができない場合は、数日前から生ごみの投入を控えるようにしましょう。
・生ごみを投入する期間は、およそ3か月程度です。
・コンポスト内の土壌が乾燥している場合は、水を入れましょう。
・白カビの発生は発酵が進んでいる証拠なので、問題ありません。
※数日間家を不在にし、かき混ぜることができない場合は、数日前から生ごみの投入を控えるようにしましょう。
・生ごみを投入する期間は、およそ3か月程度です。
・コンポスト内の土壌が乾燥している場合は、水を入れましょう。
・白カビの発生は発酵が進んでいる証拠なので、問題ありません。
~町のごみ担当職員もチャレンジ中!~
町のごみ担当職員もダンボールコンポストを作成し、家庭で排出した生ごみを投入して、たい肥化する様子を見守っています。
役場の入口近くに、ダンボールコンポストを設置していますので、是非コンポストの中をご覧ください。なお、勝手に生ごみを投入しないようお願いいたします!
役場の入口近くに、ダンボールコンポストを設置していますので、是非コンポストの中をご覧ください。なお、勝手に生ごみを投入しないようお願いいたします!