広報かみしほろの「としょかんだより」で毎月1冊紹介している書評コーナーです。
おすすめの一冊(広報かみしほろNo673
75 | 令和6年5月9日 18時 更新 |
概要
「歌が誘う北海道の旅 珠玉の78曲」
藤尾 均/著
上士幌町出身のタレントと言えば十勝花子さんですね。歌手としてデビュー後、女優・タレントとしても活躍しました。この本の80ページには十勝さんが1982年に出した曲『帯広のひと』が紹介されています。この曲を作ったのが、作詞星野哲郎、作曲遠藤実という大御所コンビであることに驚きます。
この本は北海道のご当地ソングを紹介しながら道内を一周する「歌の旅」として書かれています。『函館の女』(北島三郎)で旅は始まり、道内各地を紹介しながら旅は進みます。そして最後は道南江差に戻り、『ソーラン渡り鳥』(こまどり姉妹)で旅は終わります。
著者は、旭川医科大学の元教授。退官後も旭川に住み続ける北海道人です。
この「歌の旅」は楽しいだけの旅ではありません。ご当地ソングを通じて、北海道の歴史や現在の課題にも数多く触れられています。特に鉄道や連絡船等、旅に欠かせない交通機関が廃線、廃止となっている現状は、将来の歌の旅にとっても不都合な真実となるかもしれません。
藤尾 均/著
上士幌町出身のタレントと言えば十勝花子さんですね。歌手としてデビュー後、女優・タレントとしても活躍しました。この本の80ページには十勝さんが1982年に出した曲『帯広のひと』が紹介されています。この曲を作ったのが、作詞星野哲郎、作曲遠藤実という大御所コンビであることに驚きます。
この本は北海道のご当地ソングを紹介しながら道内を一周する「歌の旅」として書かれています。『函館の女』(北島三郎)で旅は始まり、道内各地を紹介しながら旅は進みます。そして最後は道南江差に戻り、『ソーラン渡り鳥』(こまどり姉妹)で旅は終わります。
著者は、旭川医科大学の元教授。退官後も旭川に住み続ける北海道人です。
この「歌の旅」は楽しいだけの旅ではありません。ご当地ソングを通じて、北海道の歴史や現在の課題にも数多く触れられています。特に鉄道や連絡船等、旅に欠かせない交通機関が廃線、廃止となっている現状は、将来の歌の旅にとっても不都合な真実となるかもしれません。
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