おすすめの一冊(広報かみしほろNo595)

このお知らせは1年以上前のものです

概要

シマエナガちゃん

小原 玲著
       
 シマエナガという鳥を知っていますか?エナガという鳥の亜種で、道内では緑の多い公園や上士幌だと糠平でも見られ、札幌の大通公園など都心部で見かけることもあるほど身近な鳥です。ところが、道外ではシマエナガに出会うことはできません。他のエナガ亜種と区別するため、名前に北海道を表す“シマ”とつくそうです。

 そんなシマエナガはどんな姿をしているのかといいますと、体と尾を合わせて体長は14cmほどと小さく、ふさふさのやわらかい羽に覆われ、シルエットはふんわり丸みがあります。顔が白く、きょとんと首をかしげる姿にはアザラシにも通ずる愛らしさがあります。

どんな姿なのか実際に見たくなるところですが、彼らは動きが素早く常に動き回っているため、初心者はなかなか出会えないそう。

 本書ではそんなシマエナガの飛ぶ・歩く様子や子育ての様子までおさめられています。ぜひ、可愛らしい”シマエナガちゃん”に出会って癒されてみてはいかがでしょうか。


おすすめの一冊
 広報かみしほろの「としょかんだより」で毎月1冊紹介している書評コーナーです。


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