広報かみしほろの「としょかんだより」で毎月1冊紹介している書評コーナーです。
おすすめの一冊(広報かみしほろNo.523)
861 | 平成23年10月12日 11時 更新 |
このお知らせは1年以上前のものです
概要
貧しい国で女の子として生きるということ
遊タイム出版
「女の子に生まれたことは罪」―――インドの女の子の言葉です。
開発途上国には、いまだ厳しい男尊女卑が残っています。たくさんの女の子が満足な食事や教育を与えられず、未成年で結婚・出産を強いられます。人身売買の被害にあったり、少女兵として駆り出されることもあります。でも、生まれてこられたのは運が良いのです。両親は男の子を望むので、女の子は生まれる前に命を絶たれることも多いのだそうです。
この本には、そんな途上国に生きる5人の女の子の物語が収められています。ドキリとする衝撃的な内容が続くのですが、なぜかただ重苦しい気持ちになることはありません。写真の中のキラキラした力強い目を見れば、彼女たちが過酷な環境の中でも、家族を支えながらたくましく生きている事が分かります。読後はそんな女の子たちの姿に、パワーをもらったことに気が付くはずです。
現実から目をそらさずに、前向きに生きていくことを教えてくれる一冊です。
遊タイム出版
「女の子に生まれたことは罪」―――インドの女の子の言葉です。
開発途上国には、いまだ厳しい男尊女卑が残っています。たくさんの女の子が満足な食事や教育を与えられず、未成年で結婚・出産を強いられます。人身売買の被害にあったり、少女兵として駆り出されることもあります。でも、生まれてこられたのは運が良いのです。両親は男の子を望むので、女の子は生まれる前に命を絶たれることも多いのだそうです。
この本には、そんな途上国に生きる5人の女の子の物語が収められています。ドキリとする衝撃的な内容が続くのですが、なぜかただ重苦しい気持ちになることはありません。写真の中のキラキラした力強い目を見れば、彼女たちが過酷な環境の中でも、家族を支えながらたくましく生きている事が分かります。読後はそんな女の子たちの姿に、パワーをもらったことに気が付くはずです。
現実から目をそらさずに、前向きに生きていくことを教えてくれる一冊です。
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